札幌市電通り。一周すると約50分の、北のちいさな山手線です。レトロな街並みの中に、カレー店は近辺を含めると10数店が点在。近年スープカレー店が続々進出し、昨秋「雪道」「Spicy Spot」と続けざまにオープンしたのには驚いた!
札幌カレー界注目の市電通りエリアでぶっちぎりの支持を得ているのが「デストロイヤー」。
藻岩山が近づく、西線14条駅のちょこっと手前、
ん?ラーメン屋?
そう、ずいぶん長いことラーメン屋さんだったんですよ。
おやっさんも年だったし、常連さんしか入ってないような。店が閉まったのは納得いったけど、
まさかカレー屋になるとはびっくり!
3年くらい前の話。
店内レイアウトはラーメン屋の時のまま。
昭和✕レゲエ。合うねぇ。肩がストンと脱力〜。
もとは円山エリアにあった「デストロイヤー」は、
札幌スープカレーの歴史を作っだ名店のひとつ
「村上カレー店プルプル」の支店だった。
移転独立に至る経緯は、創立者村上さん自らがお書きになっています。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~pulu2-cr/menu.htm
クリムンがオーダーするのは決まって、「ナット挽肉」「ヒツジ」の二者択一。
今日は「ヒツジ」を15番、ほんの少し辛口で。
14:30までのランチタイムは全品¥800!
メェメェがゴロゴロ♫
きっと均一料金ランチの、一番のコスパ!
脂身を噛みしめると、道民の舌に染み込んだ野性味溢れるマトン味〜
スープは少しだけ脂浮きの、さっぱり系。ブイヨンには、魚の出汁が入っているのではないかな?甘みを感じさせない、塩味キリッと効いた、和風も合う漢(おとこ)の風味。
鍵を握るのは、カルダモンのホールスパイス。
柑橘系っていうか、樹木系っていうか、シャープな味を出して、スッキリと後味のいいスープにまとまるんですよねぇ。
ゴロンとホールカルダモンが入ってるのは、「ヒツジ」と「キーマ」だけだけど、恐らく全てのメニューがカルダモンで多少特徴付けられてるんじゃないのかな。
一番人気「ナット挽肉」これは親店「村上カレー店プルプル」の。
クリムンには「デストロイヤー」との違いはわかりません!(笑)
世界で一番納豆が馴染む和風マジカルなスープカレーだと思う。
街歩きするなら、地下鉄西11丁目近く「プルプル」へ!
http://www5d.biglobe.ne.jp/~pulu2-cr/menu.htm
この地に根を下ろして以来、お昼時は順番待ちの賑わい。平日はお仕事ランチの老若男女が羽を休める繁盛店となりました。開店直後と13時半すぎが入りやすいですよ。駐車場3台、近くにドラッグストアが2つあります。若い世代のスタッフのさりげな目配りが気持ちよく、手頃なコスパもあり、つい足が向いちゃいますね。
(追記)桜が散る頃、北大エリアに2号店進出決定!
市電通りをもう少し藻岩山の方に行ってみましょうか〜
次の駅、西線16条、山鼻郵便局の南側「フーズセンターやまもと」に、ちょいと寄り道〜♪
ずーっと昔からこの地域の台所を担ってる「やまもと」。
野菜が安いのよ!
じゃがたま人参、ちょいと小さめ、
細めのゴボウ、不揃いのしいたけ、
一袋、ワンコインでゲット♫
青山とうふもおいてるし、
対面式の魚屋さんが現存する。
古くからお住まいのおば様から、マンション住まいの若いママさんにも変わらず支持される理由は、
大型店と違うちょっと引っかかる品揃えかな。
懐かし味の、果物や和菓子、
話題のお取り寄せもの、評判の良品をさらっと置いてたりする。
今日は、コチラをゲット!
安曇野ティンカーベルのもっちり「たまごパン」
ほろ苦いコーヒー味好きなんです!
そして、やまもとオリジナルのドレッシング!
濃くて美味しそう。開けるの楽しみ〜♫
和菓子のコーナーに後ろ髪引かれるのが習慣…w
アメリカナイズされた札幌の街で、ほんわかとノスタルジーを残す市電通り、
追ってまたじっくりご紹介します!
【カレー魂・デストロイヤー 西線14条】
11:00〜20:30(16:00〜17:00休み)
(14:30まで¥800、以降¥950)
月曜定休
https://m.facebook.com/CURRYtamasii
札幌スープカレー
スパイシー
さっぱり
和風
1000円以下
お一人様