初冬の小樽、北運河。
ひっそりと、雪の季節を待っています。
通年観光客で賑わう、運河沿い。今年は訪れる人も少なく、眠りについている場所も多いのです。
19世紀からこの場所で小樽港を見守る旧渋澤倉庫。石造りの蔵を利用したこちらの歴史的建造物は、ライブハウス「小樽ゴールドストーン」
カフェを併設し、去年までは週末ごとに賑わっていた場所でした。
洋邦、ジャンル問わず、有名ミュージシャンだけでなく、アマチュアバンド愛好家にも門戸を開き、
本当に素晴らしいハコ、頼もしいスタッフと機材で、演奏者の思いに寄り添ってくれる夢のステージ。
下手の横好きですが…いずれも鍵盤奏者が筆者です(◔‿◔)
音楽を愛するものとして、心から、大切な場所が再び息を吹き返すことを祈りつつ、今だからこそ、ここを訪れ、この場所を紹介させていただきます(◡ ω ◡)
何度となくゴールドストーンに来ていながら、右側のカフェの噂を聞いたのは、意外にも最近なんですよね。車好きのバンド仲間からの情報♬
店内もクラシックカーが迎えてくれます!ナンバー付いてるし!
月寒から移転して、10年以上でしょうか?古くから外車好きが集まる店として知られるお店ですが、美味いカレーがあるならもっと早く入ってみるんだったぁ(´ε` )
山ほどメニューある。喫茶店文化ある小樽ならでは。ランチメニューどれも小樽価格。このお値段でセットだもんねえ。
待ってました〜「北インド風チキンカリー」ランチセット¥1100。
テラコッタ色…そそるカラー!ぴたっとハマった盛り付けに美学を感じる。
これは、銀座「デリー」の伝統的インドカレーを踏襲する味と見ました。香りスパイス芳醇、温度は低め。狸小路デリーより、ちょいと塩気ありの港町バージョン。
チキンレッグ。中はホロホロ、表面はパリッと。一度煮込んだチキン、カリッとなるまでグリルしているのかも知れない。こういうテクスチャのこだわりは好きだ。
気は心か、小樽名物「なると」風と言ったら、怒られちゃうかな?手羽元のほうとか、感じる!心の味なると!
「小さいサラダ」大きな満足!ポテトサラダ絶妙美味〜ピリリ冷え冷えで、最高の箸休め。
さらり微濃厚、トマティーでスパイシー。完全にカフェカレーの域を超えてましたよ。申し訳ないお値段。満足です!
食後はまったりコーヒータイム…しかも、オヤツ付き!
シンプルな蒸しプリン。ぷるんとクリーミーなプリンに絡むカラメルが、ほろ苦くて大人の味。
あ〜女お一人様、最高の癒やしタイムになりました( ꈍᴗꈍ)
濃い薫る珈琲。天井の高い開放的な空間。どのメニューも、札幌ではありえないコスパが嬉しい。この本格さなら、キーマカレーも必ずや美味しかろうね!次はぜひお連れ様と語らいで…スウィーツをいただくもよし、楽器を担いで仲間とおつカレー様と参りたいものです( ◜‿◝ )♡
【Press Café】
小樽市色内3丁目3−21
11:30~22:00
木曜定休
駐車場店舗裏手