我ら道民は、ラーメン民族なんですよ。
札幌スープカレーの歴史や成り立ちをたどると、
もちろんエスニックなアイデアから来ているのは間違いないですが、
長く寒い冬の夜に、並々のこってりスープで体を温める…そんな嗜好がおそらく関係してるんでしょう。
ですから、スープストックのとり方が、ラーメンスープ由来なのかな、ラーメンスープ系だな、と強く感じる有名スープカレー店も多いのです。
スープカレーが半世紀近くの時をかけて、道民に愛されているのは、「愛すべき汁物」として「親戚」だからなのかもしれません。
そんなわけで今回は、ハイブリッドな「スパイスラーメン」の登場！
「らーめん寅乃虎」（とらのこ）は、円山公園の南側、通称西25丁目通りに面しています。
思わず背を正してしまう、端正な店構え。
潔く、幼児お断り。
ええ、このあたりは文教地区で、マンモス校の近く。転勤族、子育て世代に人気のエリアですから、正しい判断でしょう。
この扉を開けると、店内。
だいたいいつ行っても、10席ほどしかない店内満席で、手前の待合い席で数名待っています。
待合席につくと、メニューを渡され、事前にオーダー。
本席に案内されると5分で出てくる手際の良さです〜
一ノ虎、辛さノーマル、
ランチタイム小ライス付¥750。
味噌ベースのこってりスープに、
スパイスが香る。ターメリックの色じゃないのよね、カレーラーメンて言っちゃ失礼でしょ。
ざっくりいえばガラムマサラ的なハイクラスな芳しさ。
ノーマルでもピリリと辛く、ほんのり味噌を味わいながら、スープの味を楽しめる。 
森住製麺の麺は、札幌ラーメン定番の縮れ系。細くも太くもなく、ちょうどよくスープに絡みます。
とろっと煮たのをわざわざ火で炙ってあるチャーシュー。香ばしさに感動！追加する人の気持ちわかるわ〜。一つ一つ、理由のある手間をかけて、唯一無二のオリジナルラーメンを作り上げた、大将、
後ろ姿だけでも、頼もしく、
ちょっぴりこわもて(^_^;)
行儀よく食べることに集中しまっす！笑
麺を完食後が第二のお楽しみ…(≧∇≦)
他のラーメン店では絶対にしない禁断のねこめし♪
下からかき混ぜると、少し挽肉、そして、黒いのは、焦がしバジルなのかな？そこは、札幌スープカレー風？
完汁してしまいました！(๑´ڡ`๑)
次はさっぱり二ノ虎食べよう食べようと思うけど、
いつも口から出るのは一ノ虎。
カレーラーメンじゃないですよ。
辛みそでもないよ。
味噌✕辛✕スパイス、絶妙なバランスの「創作スパイスラーメン」！
大将の研鑽に頭が下がります。
駐車場3台のみ。土日夜は、スープがなくなっちゃって食いっぱぐれた事もありました〜
来店は計画的に、カレー好きなら是非一度。
お得なランチに気を良くして、
寄り道はセレブなデザートを♫
西25丁目通りを南に2ブロックほど行ったところ。
「ジェラテリア・クレメリーチェ」で、
ジェラートいただきました！
二種盛りのDuoが¥450。
決してお安くはないけれど、
素材の味をこれでもかと感じられる、濃いジェラートなんですよ。
うさぎの耳〜っ(*´∀｀)
ライムはとことん爽やかに、マスカルポーネはちょっぴりコクがあり、パイのつぶつぶ感がたまりません。
季節感に富んだフレイバーをお目当てに、円山マダムが通う店。
さっぱりと上品で、美味です！
駐車場3台、近くの西友旭ヶ丘店でお買い物がてらでも。
Gelateria Cremerice
https://www.cremerice.com/
【らーめん寅乃虎 南円山】
064-0805 北海道札幌市中央区南５条西２４丁目３−１７ 第17藤栄ビル1F
11:30〜14:30
18:00〜19:30（土日のみ）
水曜、第二第三火曜定休
https://s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010105/1006987/top_amp/
スパイスラーメン
¥1000以下
幼児NG
