札幌の街の発展とともに変わらず歩んだカレー店が、
JR札幌駅前にある。
地下鉄南北線さっぽろ駅改札すぐ、駅前のビルの地下名店街。
札幌冬期オリンピックの直後、1973年に創業。半世紀前だ。
いつ行っても、おんなじレトロな佇まい。
昼は行列!
ビジネスマンの空腹を小銭で満たし続ける、庶民の味方カレーだ。
日替わりカレー。やったあ、カツの日だ♬
ほとんどの人が日替わりを注文するが、何を食べても1000円札でお釣りが来る安心価格。
ヒレカツ900円。
見よ、この高み!
ご飯の土手を崩すようにいただく。シャバシャバカレーは、野菜たちがとろけたフルーティーな甘みがある。さっぱりと上品な塩気。鼻をくすぐる薫り高いスパイスが、コロンボカレーの真骨頂。
揚げ物とむちゃくちゃ相性のいい、あっさりとスープ状のルー。サラサラカレーのあんを、ジャブジャブからめて食べるカツ。たまらぬ〜〜〜
福神漬けに、ガリもあるのが面白いところ。
カレー作りに生姜は欠かせないわけで、相性いいんだよね。
サービスのアイスクリーム。最後の一匙を口に入れる直前にすうっと出てくるのよ。ベテランさんのみならず、お若いスタッフさんもサラリとやってのける。コロンボ伝承のサービスワザ、素晴らしい!
ところで、カツよりもエビフライ推しでして、、、(笑)
見よ、踊りエビ!
揚げたて、サクッと、カリッと、世界一のエビフライだと思うね、
ここの揚げ物は、冷凍じゃなくて、生パン粉をつけて仕込んだやつを奥の冷蔵庫から出してきて揚げてる。間違いないね。カラッと揚げたて美味しいフライ♡
マイナス30円は、小盛り=Aライスだから。小盛りと言っても250g…女子にとっては大盛りサイズ。ここの普通盛りは350gで最初から丼飯なんだよね。
どう考えても大盛りなのに、お口に残らない胃にもたれない。秘密は、惜しみなく使う玉ねぎなのかな。
ハウスの「選ばれし名店シリーズ」レトルトカレーにもなり、全国区に。コロナ禍にテイクアウト専門店を山鼻にオープン。
変わらぬまま進化を続ける、母と娘の味はもうすぐ50周年!
札幌に住んだ人が北都を懐かしく思い出す、心の故郷カレーでもある。
まさに、飲み物カレーの最高峰。
いつまでも「おかえりなさい」と私達を温かく迎えてほしいものです。2021のコロンボ納め、31日ランチまで!
【カリーハウスコロンボ】
札幌市中央区北4条西4丁目 札幌国際ビル地下1階
11:00〜21:00(土日は19:00閉店)第4日曜定休
http://www.colombo1973.com/