午後１時のすすきの交差点。
すすきのの玄関口だった商業ビル、旧ラフィラが衣替え中ということもあり、閑散としています。
コロナ禍とあいまり、寂しい限り。
そんな中でも、新規開店に打って出るカレー屋さんアリ。
大通側に一本入った小路に、、、
昼間は用のなさそうな雑居ビルの一階の奥に…あったあった。
その名も「スパイシー鯖男」昨年11月に開店したばかり…気になっていたんです！
店内は、鯖一色。
開店は「11:38」閉店は「19:38」というこだわりよう(笑)
「サバロ」とは釣具屋さんの名前なんだそうです。
鯖カレーオンリーで勝負する、潔い鯖男さん。
「シンプルサパオカレー」¥1000、サバロと大サバの中間の辛さでまずはいただきました。
うおお、香ばしい薫り。カスリメティとごまがたっぷり。
口に運ぶと、魚の香ばしさ、スパイスの香ばしさが広がる。未体験の味わいだ。
鯖節を混ぜ込んだ硬めライス。うわあ、香ばしさ畳みかける。このままおにぎりにしても美味しいくらいの贅沢な味わい。
鯖カレーと合わせたら、お口の中に鯖の大群が怒涛のように押し寄せる！(笑)
鰹節とも違うし、ツナとも違うんだな。それよりはクセの濃い味わいなの。
大サバからガラッと大人の辛さになると聞いて、サバロと大サバの間にしてもらったのだけれど、食べ進むと胃にじっとりとくるような辛さ。ちょうどよい辛旨。
レモンを絞って酸味を加えるとこれまた美味。酸味が合うの、このカレー。ガラッと洗練されるの。
食後感は和食寄り。がっつり辛味もスパイスも効いてるのに、ほんと不思議な和み味なのよねえ。
「納豆サバオカレー」¥1100も頂いてみましたよ。
こちらには、付け合せのザブジがついているのよね。
ほんのりスパイスと酸味で味付けされていて、カレーとマゼマゼして至福のひと時♫
鯖カレーに予め納豆が混ぜてある豆カレーです。辛味はだいぶ退いてマイルド。つるりとした食感。和食感増しますね。
卓上の辛味もあって調整できるのも嬉しいです。時々、ホロリと解ける中骨に当たるのが楽しい〜妙齢につきカルシウム大歓迎（笑）
魚文化を大切に、鯖という食材一つにこだわって、鯖世界を作り上げるマスター。
玉ねぎの甘み、それぞれのスパイスのキャラ、主張する素材の中で、渋い鯖の味わいをぐっと引き立てるのはなかなかの工夫も手間も要ると思うんですよね。
この鯖感は見事。鯖のキーマカレーだと思っていただければ。まずはシンプルサバオカレーを。カレー好きなら賞味しない訳にはいきませぬ〜！
【スパイシー鯖男】
札幌市中央区南４条西４丁目 第５グリーンビル 1階
月火木 11:38〜15:38
金〜日 11:38〜19:38
水曜定休
https://maps.app.goo.gl/onSv67TiUjiSyzf99
